次世代法・行動計画指針(その2)
「次世代育成支援対策推進法は、21世紀の経営資源」
メルマガバックナンバー010号(H17.06.07)
メルマガバックナンバー010号(H17.06.07)
東芝は4月から育児休業の期間を現行の「子どもが満1歳になった後の4月下旬まで」から「満3歳になるまで」に最長で約2年延長する。
また従来は、配偶者が家庭内の仕事に専念している場合は休業できなかったが、満3歳までの子どもがいれば無条件に認める。
〜
育児のために正規の就業時間に達しなくても就労を認める「短時間勤務制度」も改善。
現行は子どもが「小学校入学まで」だが、4月からは「小学校3年生まで」に延長する。
配偶者の状況に関係なく休業できるようにしたのは、社員の要望が強かったためだという。
また従来は、配偶者が家庭内の仕事に専念している場合は休業できなかったが、満3歳までの子どもがいれば無条件に認める。
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育児のために正規の就業時間に達しなくても就労を認める「短時間勤務制度」も改善。
現行は子どもが「小学校入学まで」だが、4月からは「小学校3年生まで」に延長する。
配偶者の状況に関係なく休業できるようにしたのは、社員の要望が強かったためだという。
「3歳まで育休OK 子育て支援」
朝日新聞 17.3.16 経済
朝日新聞 17.3.16 経済
〔1〕次世代法関連
1.次世代育成支援対策推進法
2.行動計画策定指針
3.行動計画内容
〔2〕関係法令
1.育児・介護休業法
2.労働基準法
3.男女雇用機会均等法
〔3〕労働社会保険
1.給付
2.保険料等
〔4〕助成金、奨励金
〔5〕法人税
〔6〕次世代法認定企業
1.次世代育成支援対策推進法
2.行動計画策定指針
3.行動計画内容
〔2〕関係法令
1.育児・介護休業法
2.労働基準法
3.男女雇用機会均等法
〔3〕労働社会保険
1.給付
2.保険料等
〔4〕助成金、奨励金
〔5〕法人税
〔6〕次世代法認定企業
〔1〕次世代法関連 2.行動計画策定指針
次世代法・行動計画指針(その2)
ペコポン
「指針」の中身のうち、一般企業に関係するところ
・行動計画の策定に関すること
一、策定にあたっての視点
二、計画期間
三、目標
四、その他
・行動計画の内容に関すること
一、雇用環境の整備
二、その他
と、前回お話ししました。
・行動計画の策定に関すること
一、策定にあたっての視点
二、計画期間
三、目標
四、その他
・行動計画の内容に関すること
一、雇用環境の整備
二、その他
と、前回お話ししました。
ぼんさく
今回は、「策定」の三、からだね。
ペコポン
では、いってみよう。
「策定」の三、目標は?
“仕事と子育ての両立”が図られるように目標を決めよう、と言っている。
その目標は、両立実現のための社内制度の
・利用状況に関するもの
・導入に関するもの
について、設定してね、と。
そしてその目標は、達成状況が客観的にわかるようになるべく数値目標にしてね、と言っている。
「策定」の三、目標は?
“仕事と子育ての両立”が図られるように目標を決めよう、と言っている。
その目標は、両立実現のための社内制度の
・利用状況に関するもの
・導入に関するもの
について、設定してね、と。
そしてその目標は、達成状況が客観的にわかるようになるべく数値目標にしてね、と言っている。
ぼんさく
これは、どうかなぁ。
目標を決めるのは、いいけど、“数値”っていうのはね。
ちょっと抵抗あるなぁ。
なんか意味あるの?
目標を決めるのは、いいけど、“数値”っていうのはね。
ちょっと抵抗あるなぁ。
なんか意味あるの?
ペコポン
そうだよね。
これだと“数値ありき”になって、中身は二の次になってしまう危険もあるよね。
まぁ、これは“はかりやすい”のと、“その結果を納得しやすい”ので、お役所にとって都合がいいんでしょ。
これだと“数値ありき”になって、中身は二の次になってしまう危険もあるよね。
まぁ、これは“はかりやすい”のと、“その結果を納得しやすい”ので、お役所にとって都合がいいんでしょ。
ぼんさく
小学校側が、テストや通信簿で、子どもを評価するのと同じだね。
“管理しやすい”ってね。
日本人って、数字好きだよね。
“管理しやすい”ってね。
日本人って、数字好きだよね。
ペコポン
他の国の事情がわからないから、日本人の特性かどうかは分からないけど...
企業側も、ちょっと前までは「シェア」という“数値”ばかりを目標にしてたよね。
企業側も、ちょっと前までは「シェア」という“数値”ばかりを目標にしてたよね。
ぼんさく
“シェア至上主義”
ペコポン
でも今は、「シェアを追わない」とトップが明言する上場企業も出てきたから、変わっていくんじゃない?
ぼんさく
数字脱却の変化はビジネスシーンからか。
「教育現場」も、早くそうなってほしいな。
で、最後に変わるのは「お役所」か。
「教育現場」も、早くそうなってほしいな。
で、最後に変わるのは「お役所」か。
ペコポン
まぁ、まぁ。
話を「指針」に戻すよ。
目標を定めるにあたって「両立指標に関する指針」を活用するといい、とも言っている。
これ、企業の両立支援体制について、項目ごとに点数をつけていくものなんだ。
だけど、“何点取る”っていうことが目的じゃない。
まず、自分の会社が、どういう位置なのか、がわかる。
それと、どんなことが論点で、何をどうすればいいのかが、おぼろげながらでも分かってくる。
こんなことを目的に取り組んでみる。
行動のスタートとして、現状分析に利用するのにはいいと思うよ。
話を「指針」に戻すよ。
目標を定めるにあたって「両立指標に関する指針」を活用するといい、とも言っている。
これ、企業の両立支援体制について、項目ごとに点数をつけていくものなんだ。
だけど、“何点取る”っていうことが目的じゃない。
まず、自分の会社が、どういう位置なのか、がわかる。
それと、どんなことが論点で、何をどうすればいいのかが、おぼろげながらでも分かってくる。
こんなことを目的に取り組んでみる。
行動のスタートとして、現状分析に利用するのにはいいと思うよ。
ぼんさく
“数値”自体を目的にすると、アブナイけど、利用するにはイイ、と。
ペコポン
「両立指標に関する指針」は厚労省のホームページで見たり、印刷したりはできるけど、レイアウトなどちょっと見にくいんだ。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/ryouritu/shihyou.html
↓
(注)現在このページは、厚生労働省ホームページ内において削除されているようです。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/ryouritu/shihyou.html
↓
(注)現在このページは、厚生労働省ホームページ内において削除されているようです。
Q. | 両立指標って何ですか? |
A. | 両立指標は、仕事と家庭との両立がしやすい制度の規程状況やその利用状況など、5つの分野に分類される合計61項目について幅広く評価を行い、評価結果を点数化するもので、これにより企業の取組を定量的に評価することが可能となっています。 これは、企業が自らの取組を自主点検し、客観的に評価できるようになっているので、両立指標により、会社自ら、どの分野の取組が不十分なのかを把握することができます。 評価結果をふまえ、取組が不十分な分野について目標を設定し、行動計画に盛り込むことにより、次世代育成支援に関する取組を進めていくことが考えられます。 例えば、両立指標によって評価を行った結果、両立支援に関する制度の整備については高得点であっても、その利用状況の得点が低い場合は、制度の利用促進を行動計画の目標として設定すること等が 考えられます。 |
厚生労働省ホームページ
Q&Aから抜粋
Q&Aから抜粋
我輩は34歳である。
子どもはまだない。
もちろん「猫」でもなければ「坊ちゃん」でもありません。
メルマガ発行者のワタクシのことです。
年齢のことは、兎も角、子どもいないのに、「こんなネタのメルマガを!?」とお思いになるでしょうか。
別にワタクシ、子育て云々を言おうとしているのではないので。
経営と法律の接点のハナシですから。
悪しからず。
「発行者よ。お前もか!」
いえいえ、少子化に加担しようと思って、子ども産まないワケでは、ありませんって。
今はいないだけで、「産まない」と決めているワケでもありませんって。
とは言え、「必ず産む」「どうしても子どもがほしい」というタイプでもなし。
妻も同じ。こんな感じ。
で、結婚して2年半が経ち。
そろそろかねぇ、なんて自然と会話に「子」が登場することが多くなってきました。
その妻が、ワタクシに言うではありませんか。
「赤ちゃん、抱っこしなさそう」
そんなことは、ありませんよ。ワガ妻よ。
確かに、君のダンナは子ども好きではない。
けれど、子ども嫌いでもないのだ。断じて。
なんで親戚の赤ン坊も抱っこしないかって?
ただコワイの。
不慣れだから、近づかないだけなの。
何がコワイって、泣かれることがコワイ。
自分の子でもない相手にワザワザ近づいて、ビエーンと泣かれたら、どうする。
恐がられて逃げられたら、どうする。
想像すると、それはもうコワくてコワくて。
でもワガ妻よ。安心しなさい。
自分の子なら、泣かれてもヘーキ(だと思う)。
不慣れは、慣れればヘーキ。
だから、抱っこはすると思うよ。
そして妻は言う。
「それから」・・・?
・・・千円あげるから。漱石ゴッコはもうお終い。
子どもはまだない。
もちろん「猫」でもなければ「坊ちゃん」でもありません。
メルマガ発行者のワタクシのことです。
年齢のことは、兎も角、子どもいないのに、「こんなネタのメルマガを!?」とお思いになるでしょうか。
別にワタクシ、子育て云々を言おうとしているのではないので。
経営と法律の接点のハナシですから。
悪しからず。
「発行者よ。お前もか!」
いえいえ、少子化に加担しようと思って、子ども産まないワケでは、ありませんって。
今はいないだけで、「産まない」と決めているワケでもありませんって。
とは言え、「必ず産む」「どうしても子どもがほしい」というタイプでもなし。
妻も同じ。こんな感じ。
で、結婚して2年半が経ち。
そろそろかねぇ、なんて自然と会話に「子」が登場することが多くなってきました。
その妻が、ワタクシに言うではありませんか。
「赤ちゃん、抱っこしなさそう」
そんなことは、ありませんよ。ワガ妻よ。
確かに、君のダンナは子ども好きではない。
けれど、子ども嫌いでもないのだ。断じて。
なんで親戚の赤ン坊も抱っこしないかって?
ただコワイの。
不慣れだから、近づかないだけなの。
何がコワイって、泣かれることがコワイ。
自分の子でもない相手にワザワザ近づいて、ビエーンと泣かれたら、どうする。
恐がられて逃げられたら、どうする。
想像すると、それはもうコワくてコワくて。
でもワガ妻よ。安心しなさい。
自分の子なら、泣かれてもヘーキ(だと思う)。
不慣れは、慣れればヘーキ。
だから、抱っこはすると思うよ。
そして妻は言う。
「それから」・・・?
・・・千円あげるから。漱石ゴッコはもうお終い。
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