子ども・子育てに関する地域貢献活動


「次世代育成支援対策推進法は、21世紀の経営資源」
メルマガバックナンバー041号(H18.01.24)

あの人の言葉発見


コンビニエンスストア大手のローソンが託児所を併設した店舗を開設するという報道が波紋を広げている。
親の都合でいつも子供を預けられる長時間保育を批判する「コンビニ保育」「駅前保育」という言葉があるが、「正真正銘のコンビニ保育が出現する」というわけだ。

しかしローソンは「誤解を招きかねない記事」と否定している。

「託児所併設店舗」は5日付の毎日新聞一面に『コンビニ子育て ローソン 都内で託児所併設計画』の見出しで掲載。
「ローソンは、働く女性のために託児所を併設した24時間営業の『子育てコンビニ』を今春も都内に開業することを明らかにした」と報じている。

「企業の託児所は認可外保育施設にあたるため、児童福祉法で都道府県に届け出が必要で、規模に応じ保育士が看護師を配置する」などとした上で、新浪剛史社長の「女性が社会で働ける環境作りが必要」とのコメントを紹介している。

この報道に対して、インターネットの掲示板では「子供と親が24時間集える」といった賛成論や「これがほんとのコンビニ保育」「コンビニ弁当を食べさせるのか」といった批判の声が出た。

しかし産経新聞の取材に対してローソンは「買い物をしている短時間に子供を預かる場所を設けるだけ。デパートの託児スペースのようなものを想定している」として「働く女性のための託児所」を全面否定。

「毎日新聞の取材に応じた新浪社長は、子育て中の母親を応援する新業態を展開するという趣旨の話をしたが、託児所経営に進出するかのように誤解を招きかねない記事になってしまった」としている。
「コンビニ保育」報道が波紋
ローソン 買い物中だけと否定
産経新聞 18.1.16 社会

制度のしくみ


    〔1〕次世代法関連
     1.次世代育成支援対策推進法
     2.行動計画策定指針
     3.行動計画内容
    〔2〕関係法令
     1.育児・介護休業法
     2.労働基準法
     3.男女雇用機会均等法
    〔3〕労働社会保険
     1.給付
     2.保険料等
    〔4〕助成金、奨励金
    〔5〕法人税
    〔6〕次世代法認定企業


〔1〕次世代法関連 3.行動計画内容

〔子ども・子育てに関する地域貢献活動〕

ペコポン
この項目は、いくつかヒントになるものを分けて考えていこう。

ぼんさく
オムニバス形式だね。


(子ども・子育て支援活動へ、社員の参加をしやすくする)

ペコポン
地域でやっている、子育て家庭支援とか、病気や障害を持つ子どもの支援とか、あるよね。
社員が、そのような活動へ積極的に参加するのを手助けするような措置をとることだよ。

ぼんさく
大企業なんかは、「ボランティア休暇」を導入している会社があるね。
それからあまり聞いたことはないけど、「ボランティア手当」なんて設定したら話題になるかも。
マスコミでとりあげられたりして。

子どもや子育てに関する活動を行っているNPOや団体などの情報提供をするだけでも、会社の姿勢を、社員に伝えることができるね。


(子どもの体験活動の手助け)

ペコポン
子どもがいろんな体験をするということは、いいことだよね。
それを企業が手助けしてあげるんだ。
職場見学をさせてあげたり、子ども行事に会社の施設や場所を提供したり。

ぼんさく
お、それなら結構できそうな気がする。

ペコポン
他にも、学習会などに講師やボランティアとして社員を派遣したり、子どもの体験活動を行うNPOや団体に対する支援を行ったり、ということもアリ。


(子どもを交通事故から守る活動の実施や支援)

ぼんさく
子どもの頃、交通安全教室なんてあったな〜。
懐かしい。

ペコポン
社員が積極的にそのような活動へ参加するようにするなど、交通安全活動そのものを直接支援する方法もあり。
それから、業務で車を使用する場合には、運転者に対する交通安全教育、チャイルドシートの貸し出しなどリサイクル活動など交通安全に関する企業内活動の方法もあり。

ぼんさく
車や、運輸・運行に関わる会社は特に意義がありそうだ。


(子育てに安全で安心な環境の整備)

ぼんさく
最近、子どもが巻き込まれる事件や犯罪が多い。

ペコポン
そこで、地域で取り組んでいる防犯活動やその他にも、非行防止、立ち直り支援といったボランティア活動に社員が積極的に参加することを支援することもあるよ。

わたしの後記


「めずらしぃ〜」
黙って何やら読んでいた妻が、つぶやきます。

覗き込むと妻は、とある女性ファッション誌とにらめっこ。
妻は毎月、この月刊誌をほぼ発売日に買っているのです。

今も、今月号を、ヨダレたらしていたかは知りませんが、読んでいるところでした。
ファッション一途な、そのメジャー雑誌に「ママ特集がある」のが珍しい、とのこと。

ふぅ〜ん。
ちょっと見せて。



『早婚ブームの次にやってくるのは、当然『若ママ』ブーム』

「えっ! 早婚ブームなんてあったの!?」
とビックリしつつ、そこには、おシャレで、カワイイ20代ママ数人が、我が子抱っこして、笑顔を振りまいているのでした。

この企画の真の意図は?
日本の動向を見ての提言か?
はたまた読者の潜在ニーズを捉えての購買喚起か?
いや、動物的カンに基づくブーム先取りでは?
まさか、おカミとの連携によるアオリ?
むむむむむぅー。



と、送り手の意図や努力なんてどーでもよく、受け手は、カッコイイか、そうでないか。
カッコイイとなったら飛びつきますよ。

カッコイイが変わると、時代が変わる。
時代が変わると、カッコイイが変わる。

自分のカッコイイ。
自分のカッコワルイ。
変えるべきか、変えざるべきか。
それが問題だ。
「おぉー、ロミオさまー」



  • 採用テーマ
  • 人事評価テーマ
  • 残業代テーマ
  • 仕事と家庭の両立

数事と事株式会社
Copyright:(C) 2012 Kazuo Omata All Rights Reserved.